A~Zスマホ用語集

A(エー)

A(エー)

AI~Artificial Intelligence/人工知能~
スマートフォンに搭載される「賢い」機能のこと。写真を撮るときに自動でシーンを判別して最適な色味にしてくれたり、顔認識や音声アシスタント(SiriやGoogleアシスタント)にも使われています。「AIカメラ」や「AI補正」などの形で表記されることも多く、ユーザーの操作を減らして快適に使えるようにサポートしてくれます。

AMOLED:アモレッド】~Active Matrix Organic Light Emitting Diode
スマートフォンのディスプレイに使われる有機EL(OLED)の一種。色が鮮やかで、黒がしっかり黒く映るのが特徴。液晶よりも省電力で、Galaxyシリーズやハイエンドスマホによく使われています。画面の「発色の良さ」や「見た目の美しさ」を重視する人には人気です。

AR】~Augmented Reality/拡張現実~
現実の映像にデジタル情報を重ねて表示する技術。たとえば、スマホのカメラを通して家具の配置シミュレーションをしたり、ポケモンGOのように現実世界にキャラクターを表示したりできます。iPhoneやAndroidの多くで対応しており、ゲームやショッピングアプリなどで活用が進んでいます。

【Always-On Display】~常時表示~
画面がスリープ状態でも時計や通知を表示できる機能。主に有機ELディスプレイを使ったスマホで利用され、画面を起こさずに情報を確認できるため、電池の節約と利便性を両立できます。SamsungやPixel、最近のiPhoneにも採用されています。

【App Store:アップストア
iPhoneやiPad向けのアプリをダウンロードできる公式サービス。アプリの検索、購入、インストールを行う中心的な場所です。Apple IDが必要で、安全性が高く、審査を通過したアプリのみが掲載されています。

【Android:アンドロイド】
Googleが開発したスマートフォン用OS(基本ソフト)。GalaxyやXperia、Pixelなど多くのメーカーが採用。アプリの自由度が高く、機種ごとの個性も強いのが特徴。iPhoneのiOSとはライバル関係にあります。

【APN:エーピーエヌ】~Access Point Name~
スマホがインターネットに接続するための設定。格安SIMを使うときに「APN設定をしてください」と案内されることがあります。一度設定すれば、自動でネットに繋がります。難しそうに見えますが、多くの場合はプロファイルをダウンロードすればOKです。

【Adaptive Brightness:アダプティブブライトネス】~自動輝度調整~
周囲の明るさに合わせて、画面の明るさ(輝度)を自動で調整する機能。暗い場所では画面を暗くし、明るい場所では明るく表示して、目の負担を軽減すると同時に、電池の節約にもつながります。

【Airplane Mode】~機内モード~
すべての通信(モバイル通信、Wi-Fi、Bluetoothなど)を一括でオフにするモード。飛行機内で使うための設定ですが、
電波トラブル時の対処やバッテリー節約にも活用できます。Wi-FiやBluetoothだけ個別にオンにすることも可能です。
バッテリー節約として、電波が届きにくい山奥や地下などでは機内モードをオンにするのがおすすめ。スマホが電波を探し続けるのを防ぎ、バッテリー消耗を抑えられます。
充電速度をアップさせたいときにも活用可能!機内モードをオンにすると通信機能が停止するため、無駄な電力消費がなくなり、充電が速くなることがあります。

B(ビー)

B(ビー)

【Bluetoothブルートゥース】
スマートフォンやイヤホン、スピーカー、スマートウォッチなどを無線で接続するための通信技術。
ケーブル不要で音楽を聴いたり、スマホと車をつなげてハンズフリー通話をしたりできます。
省電力で近距離通信ができるのが特徴。最近のスマホはすべて対応しており、イヤホンジャックがない端末では特に重要です。

【Battery:バッテリー】
スマートフォンを動かす電力の源。スマホのバッテリーは通常「リチウムイオン電池」で構成されており、繰り返し充電して使えます。
スペック表などに「mAh(ミリアンペアアワー)」という単位で容量が表示され、大きいほど長時間使用が可能です。

【Biometric Authentication:バイオメトリックス認証】~生体認証~
スマホのロックを解除するために、指紋認証・顔認証など身体的特徴を使って本人確認する機能。
セキュリティを強化しつつ、素早くログインできるのが特徴です。iPhoneでは「Face ID」や「Touch ID」、Androidでも多くの機種に搭載されています。

【Back Panel:バックパネル】
スマートフォンの背面部分。ガラス製、プラスチック製、メタル製など素材はさまざま。
ワイヤレス充電対応の端末は、ガラス素材であることが多いです。デザイン性にも直結するので、購入時に好みが分かれるポイントでもあります。

【Bezel:ベゼル】
画面の周囲にあるフチの部分。
「ベゼルが薄い(=狭い)」スマホは、画面占有率が高く、映像が大きく見えるため人気があります。
「ベゼルレスデザイン」と呼ばれるものは、このフチがほとんどないスタイルのことです。

【Brightness:ブライトネス】~輝度/明るさ~
ディスプレイの明るさのこと。スマートフォンは自動で周囲の光を感知し、最適な明るさに調整する「自動輝度調整(Adaptive Brightness)」を搭載している機種が多いです。
明るさを上げると画面は見やすくなりますが、バッテリー消費も増えるため、調整が重要です。

【Bloatware:ブロートウェア】
最初からスマートフォンにインストールされている、不要なアプリのこと。
使わないけれど消せないアプリもあり、ストレージを圧迫したり、バッテリーを消費する原因になることも。
不要であれば「無効化」することで動作を停止できます。

【Background App:バックグラウンドアプリ】
画面上には表示されていないけれど、裏側で動作しているアプリのこと。
LINEの通知受信や音楽の再生などに使われています。便利ですが、多くのアプリがバックグラウンドで動いていると、バッテリーやデータ通信を消耗する原因になることがあります。

【Boot:ブート】
スマートフォンの電源を入れて、システムを起動させること。
「再起動(Reboot)」は、いったん電源を切ってから再び立ち上げる操作のことです。
不具合が起きたときの初期対処法として、再起動は非常に有効です。

【Benchmark:ベンチマーク】
スマートフォンの性能を数値で測るテストのこと。
CPUやGPUの処理速度などを比較するために使われ、「Antutu」や「Geekbench」といったアプリで計測されます。
特にゲーム用途でスマホの性能を重視する人にとって、参考指標になります。

C(シー)

C(シー)

【CPU:シーピーユー】~Central Processing Unit/中央演算処理装置~
スマートフォンの「頭脳」にあたる部分で、アプリの動作・処理・演算などを司る重要なパーツ。
処理速度の速さはこのCPUの性能によって決まります。高性能なCPUを搭載したスマホほど、動作がサクサクでゲームや動画も快適に動きます。スマホの「SoC」の中に含まれています(※SoCは後述)。

スマホがサクサク動くためには

2.0GHz以上のクロック速度を持つオクタコア(8コア)のCPUが一般的におすすめ。例えば、Snapdragon 7 Gen 3やDimensity 9200などが高性能で快適に動きます。

Snapdragon 7 Gen 3搭載端末

  • Motorola Edge 50 Pro[2][20]
  • Vivo V30 5G[6]

Dimensity 9200搭載端末

  • Xiaomi 13T Pro[5][6]
  • Vivo X90[6]
動作が遅くなることが多い

1.5GHz以下のCPUやシングルコアのものだと、動作が遅くなることが多いです。最近のアプリや操作に対応するには厳しいかもしれません。

【Camera:カメラ】
スマートフォンの目。機種によって画素数やレンズの数、性能が大きく異なります。
最近のスマホでは「広角・超広角・望遠」など複数レンズを搭載するモデルが増えており、デジカメに近い本格的な写真撮影が可能になっています。

【Cloud:クラウド】
スマホ内に保存せず、インターネット上のサーバーにデータを保存・管理する仕組み。
Google Drive、iCloud、Dropbox などが有名。スマホの容量が少ない場合でも、クラウドに写真や動画を保存すれば、本体の空き容量を確保できます。

【Cellular:セルラー】
モバイル通信網(LTEや5Gなど)を指す言葉。
「Cellularモデル」という表現は、Wi-Fiだけでなくモバイル回線にも対応している端末を意味します(特にiPadでよく使われる表現)。

【Charger:チャージャー】~充電器~
スマートフォンのバッテリーを充電するための電源アダプターやケーブルのこと。
「急速充電(Fast Charging)」や「ワイヤレス充電(Wireless Charging)」などの対応状況は機種により異なります。

【Chip:チップ】
スマホの中にある小さな電子部品で、処理や通信を示します。
「チップセット」とも呼ばれ、CPUやGPU、AI機能などをまとめた「SoC(System on a Chip)」の一部を構成します。
たとえば「Snapdragon」や「Apple A17 Bionic」などが有名です。

【Cache:キャッシュ】
一度読み込んだデータを一時的に保存しておく仕組み。
これにより同じページやアプリを再度開いたときに素早く表示できるようになります。
ただし、キャッシュが溜まりすぎると動作が遅くなることがあり、その場合は「キャッシュの削除(クリア)」で改善することがあります。

iPhoneキャッシュクリア操作方法

  • 設定アプリを開く
  • 「Safari」を選択。
  • 「履歴とWebサイトデータを消去」をタップして完了!

Androidキャッシュクリア操作方法

  • 設定を開く
  • 「ストレージ」→「キャッシュデータ」を選択
  • 確認画面で「OK」をタップ

Android 8以降アプリごとのキャッシュ削除

  • 設定を開く
  • 「アプリと通知」から対象アプリを選択
  • 「ストレージとキャッシュ」→「キャッシュを削除」をタップ

定期的なキャッシュクリアで動作がスムーズに!

【Connectivity:コネクティビティ】~接続性~
スマートフォンが他の機器とどうつながるか(Wi-Fi、Bluetooth、モバイル通信など)を指す総合的な性能。
「接続の安定性が良い端末=通信環境が快適な端末」と言えるため、実は見落とせない大切なポイントです。

【Control Center:コントロールセンター】
iPhoneに搭載されているショートカットメニューのこと。
画面右上からスワイプで表示し、Wi-FiやBluetoothのオンオフ、画面明るさ、懐中電灯などの機能にすぐアクセスできます。Androidにも類似の機能があります。

【Carrier:キャリア】
通信会社のこと。日本では「NTTドコモ」「au」「ソフトバンク」「楽天モバイル」などが大手キャリア。
「格安SIM」は、これらの大手キャリアの回線を借りて運営している通信事業者(MVNO)を指します。エックスモバイルもMVNO!毎月の通信料がグッと下がるメリットがあります。


D(ディー)

D(ディー)

【Display:ディスプレイ】
スマートフォンの「画面」のこと。情報を見る・操作するすべての起点となるパーツで、「液晶(LCD)」「有機EL(OLED / AMOLED)」など、種類によって画質や色味、消費電力が異なります。近年はベゼルが狭く、画面サイズが大きくても持ちやすい設計の端末が主流です。

【Dual SIM:デュアルシム】
1台のスマートフォンに2枚のSIMカードを入れられる機能。仕事用とプライベート用の電話番号を分けたり、通話とデータ通信で別の会社のプランを使い分けたりできます。
eSIMと組み合わせた「デュアルSIMデュアルスタンバイ(DSDS)」に対応する機種も増えています。

【Download:ダウンロード】
インターネット上からスマートフォンにデータ(アプリ・画像・動画・PDFなど)を取り込むこと。
アプリのインストール、写真の保存、ファイルの取得などもこの動作にあたります。反対に、スマホから送る動作は「アップロード」と呼びます。

【Dark Mode:ダークモード】
背景を黒や濃いグレーにして目の負担を軽減する表示モード。
夜間や暗い場所での操作に向いており、画面の明るさを抑えることでバッテリーの節約にもつながります。iOSやAndroidのほとんどの機種・アプリで対応しています。

【Data:データ】
スマートフォンが扱う情報の総称。写真・動画・アプリ・文書・ブラウザ履歴などすべて「データ」です。
また「モバイルデータ通信(4Gや5G)」では、「ギガ(GB)」の単位でデータ通信量が決まっており、月間上限を超えると速度制限がかかる場合もあります。

【Device:デバイス】
スマートフォン本体を含む、情報機器全般のこと。タブレット、スマートウォッチ、イヤホンなども含まれます。
たとえば「このアプリは複数デバイスで利用可能」といった表現で使われます。

【Drop:ドロップ】~落下~
スマートフォンを地面に落としてしまうこと。
最も多いスマホトラブルの原因であり、画面割れや本体損傷につながります。落下防止のためにケースやストラップを活用するのがおすすめです。

【Dustproof:ダストプルーフ】~防塵~
ホコリや砂がスマートフォン内部に入りにくい設計。
「IP68」などの防塵・防水性能の等級で表され、防塵性能は数字の前半(例:IP6X)が基準になります。アウトドアや工事現場などでの使用にも重要な要素です。

【DRM】~デジタル著作権管理~
デジタルコンテンツの著作権を守る仕組み。
動画や電子書籍などが不正コピー・配布されるのを防ぐために使われます。たとえばNetflixやAmazonプライムの動画が保存できないのは、DRMが適用されているためです。

【Dock:ドック】
スマートフォンを置くだけで充電やデータ転送ができる「台座」や「接続機器」のこと。
オーディオ機器、PC接続、ワイヤレス充電器などがこれにあたります。「ドッキングステーション」と呼ばれる製品もあります。

E(イー)

E(イー)

【eSIM:イーシム】
従来の物理SIMカードを使わず、スマートフォン内部にあらかじめ組み込まれている電子的なSIM。
QRコードやプロファイルの読み込みで契約情報を設定できます。SIMの差し替え不要で、通信会社の切り替えが簡単になります。近年のiPhoneやPixelなど、多くのスマホが対応しています。

【Edge:エッジ】
① スマートフォンのディスプレイの端部分(例:エッジディスプレイ)を意味します。画面の左右がカーブしているデザインが特徴。
② また、通信技術としては「2G通信の規格」の一つで、非常に低速。現代ではほぼ使用されていません。

【Encryption:エンクリプション】~暗号化~
スマートフォン内のデータや通信を、第三者に読み取られないように保護する技術。
たとえば、Wi-Fi通信の暗号化(WPA2など)や、スマートフォンのストレージを暗号化することで、盗難・紛失時の情報漏えいを防ぐことができます。

【Earphones:イヤホン】
スマートフォンと接続して音を聞くための機器。
有線タイプと無線(Bluetooth)タイプがあり、最近では完全ワイヤレスイヤホン(TWS)が主流。通話、音楽、動画視聴に広く使われ、通話用マイクやノイズキャンセリング機能があるモデルも人気です。

【Exposure:エクスポウジャー】~露出~
スマートフォンのカメラ機能において、どれだけ光を取り込むかを調整する項目。
露出を上げると写真が明るくなり、下げると暗くなります。自動で最適に調整される場合が多いですが、手動で明るさを変更することも可能です。

【E-Waste:イーウェスト】~電子廃棄物~
スマートフォンやタブレットなど、使用済み電子機器の廃棄物のこと。
環境問題として注目されており、適切なリサイクルや下取りによって再資源化する取り組みが進められています。Appleや各キャリアでも回収プログラムがあります。

【Earpiece:イヤーピース】
イヤホンの耳に当たる部分。フィット感や遮音性に大きく関わります。
柔らかいシリコン製や低反発素材などさまざまあり、サイズ交換も可能。音質や装着感に影響するため、地味ですが重要なパーツです。

【Emergency Call:エマージェンシーコール】
ロック画面からでも操作できる「110番」「119番」などの緊急連絡機能。
SIMカードが入っていなくても、通信網に接続できれば一部の緊急通報が可能。最近のスマホでは「緊急SOS」などの専用機能が搭載されています。

【eMMC~エンベデッド・マルチメディアカード】
スマートフォンやタブレットに内蔵されるストレージの一種。
主に低〜中価格帯のスマホに使われており、高速な「UFS(Universal Flash Storage)」と比較すると速度はやや劣りますが、コストが安いという利点があります。

【Energy Saving Mode】~省電力モード~
バッテリーの消費を抑えるために、バックグラウンド処理や画面の明るさなどを制限するモード。
「バッテリーセーバー」や「低電力モード」とも呼ばれ、長時間スマホを使いたいときに便利です。iOSにもAndroidにも搭載されています。


F(エフ)

F(エフ)

【Face ID】~顔認証機能~
Appleが提供する顔認証システム。iPhoneの画面ロック解除、アプリ認証、支払いなどを、ユーザーの顔を使って安全に行える機能です。
暗い場所でも認識しやすく、マスク対応なども近年改良されています。Androidでも類似の顔認証機能がありますが、Face IDは3Dセンサーを活用した精度の高い方式です。

【Fast Charging】~急速充電~
短時間でバッテリーを素早く充電する技術。
「急速充電対応」と表示されているスマートフォンや充電器は、通常の充電よりも高速で充電できます。
充電器とケーブルも対応している必要があります。メーカーによって「Quick Charge(クイックチャージ)」「PD(Power Delivery)」などの規格があります。

【Fingerprint Sensor】~指紋センサー~
スマホのロックを指紋で解除する機能。指をかざすだけでセキュリティ認証ができ、パスコードを入力する手間が省けます。
iPhoneでは「Touch ID」、Androidでも多くの機種で採用され、画面の下に内蔵された「画面内指紋認証」タイプも増えています。

【Firmware:ファームウェア】
スマートフォンのハードウェアを制御するためのソフトウェア。
OSのアップデートとは別に、カメラや指紋センサー、モデムなどの制御用プログラムが含まれています。通常は自動的に更新されますが、不具合修正などに重要な役割を果たします。

【Format:フォーマット】~初期化~
スマートフォンを出荷時の状態に戻す操作。
「工場出荷時の設定にリセット」などと表記されることもあり、データや設定をすべて消去して再スタートさせたいときに使用されます。売却前や不具合解消の手段としても使われます。実行前には必ずバックアップをとりましょう。

【Front Camera:フロントカメラ】
スマートフォンの画面側(自分側)にあるカメラ。主に自撮りやビデオ通話に使われます。
近年は高画質なフロントカメラも増え、AI補正や背景ぼかしなどの美顔機能も搭載されています。

【FPS】~Frames Per Second/フレームレート~
1秒間に何枚の画像(フレーム)を表示できるかを示す指標。
FPSが高いほど映像はなめらかになります。動画視聴やゲーム体験の滑らかさに直結し、60fpsや120fps対応スマホは特にゲーマーから人気があります。
例えば、録画設定や動画再生アプリの設定項目でFPSを選択できる場合がある。具体的なモデルやOSによって表示場所が異なる。

【Foldable:フォルダブル】~折りたたみ式~
画面が折りたためるスマートフォンのこと。
SamsungのGalaxy Z FoldやZ Flipシリーズ、Google Pixel Foldなどが代表例です。大画面とコンパクト性を両立でき、未来的なデザインとして注目されています。

【Flash:フラッシュ】
暗い場所で写真を撮るときに一瞬強く光らせるライト。
最近のスマートフォンではLEDライトが使われており、「フラッシュライト」や「懐中電灯」として単体でも使用可能です。ポートレートや動画撮影時にも活用されます。

【Face Unlock:フェイスアンロック】
顔をスマートフォンに向けることでロックを解除する機能。
「Face ID」よりも簡易的な方法を指すことが多く、2Dカメラによる顔写真の照合で動作します。精度や安全性は高くない場合があるため、指紋認証やパスコードと併用されることが多いです。

G(ジー)

G(ジー)

【GPU:ジーピーユー】
映像や画像、ゲームなどのグラフィック処理を専門に行うプロセッサ。
スマートフォンではゲームや動画再生、アニメーション表示などの滑らかさに大きく影響します。
高性能なGPUを搭載した機種は「ゲーミングスマホ」としても注目されます。

【GB:ギガバイト】
データの容量やサイズを表す単位。
スマホではストレージ(保存容量)やメモリ(RAM)、通信量などに使われます。
例:128GBのスマホ=写真やアプリを128GB分保存できる容量がある、という意味です。

【GHz:ギガヘルツ】
CPUやGPUなどの処理速度(クロック周波数)を示す単位。数値が高いほど、理論上の処理スピードが速くなります。
ただし性能はGHzだけでは決まらず、CPUの世代やコア数とのバランスも重要です。

【Gesture Control:ジェスチャー操作】
画面上のスワイプやタップなどの動きでスマホを操作する機能。
たとえばホームに戻る、アプリ一覧を開く、通知バーを出すなどの操作を、ボタンを使わずにジェスチャーだけで行えます。最近のスマホは「3ボタン操作」から「ジェスチャー操作」へ移行が進んでいます。

【Google Assistant:グーグルアシスタント】
Googleが提供する音声アシスタント機能。
「OK Google」と話しかけることで、天気予報を確認したり、予定を調べたり、音楽を再生したりできます。Androidスマホに標準搭載されており、iPhoneでもアプリを入れれば利用可能です。

【Gmail:ジーメール】
Googleが提供するメールサービス。
Androidスマホではほぼ標準で使われており、Googleアカウントと紐付いているため、バックアップや連絡先、Googleカレンダーなどとも連携可能です。スマホユーザーにとってはメールの中心的存在です。

【Gyroscope:ジャイロスコープ】
スマートフォンの向きや回転を検知するセンサー。
画面を傾けると連動して動くゲームや、AR(拡張現実)・VR(仮想現実)での視点移動に利用されます。
Googleストリートビューなど、視点を動かす操作にもこのセンサーが使われています。

【Google Pla:グーグルプレイ】
Androidスマートフォンのアプリストア。アプリのダウンロード・購入、映画や書籍の購入もここから行います。
iPhoneのApp Storeにあたる存在で、Googleアカウントでログインして使用します。
「Playプロテクト」というセキュリティ機能も備わっており、安全性の面でも重要です。

【Gboard:ジーボード】
Googleが開発したスマートフォン用キーボードアプリ。
日本語・英語・絵文字・GIF・音声入力などに対応し、滑らかなフリック操作が可能。検索窓がキーボードに内蔵されているなど、便利機能も多数搭載しています。AndroidだけでなくiPhoneでも使用可能です。

【GPS:ジーピーエス】~Global Positioning System~
人工衛星を使って、スマートフォンの現在地を特定する技術。
地図アプリ(Googleマップなど)や位置情報を使う天気・配送アプリ、スマホ紛失時の追跡機能などに使われています。
屋内では精度が落ちる場合もありますが、日常生活には欠かせない機能です。


H(エイチ)

H(エイチ)

【HDR】~High Dynamic Range~
明るい部分と暗い部分をバランスよく表示できる技術。
スマホのカメラや動画視聴、ディスプレイで活用されており、白飛びや黒つぶれを防ぎ、よりリアルな映像表現を実現します。
写真撮影では、HDRオンにすることで逆光でも顔がはっきり写るようになります。

【Hz:ヘルツ】
ディスプレイが1秒間に何回画面を更新するかを示す単位(リフレッシュレート)。
たとえば「60Hz」は1秒間に60回、「120Hz」は120回更新されるという意味です。数値が高いほどスクロールや操作がなめらかになります。ゲーミングスマホでは144Hzや165Hz対応もあります。

【Hotspot:ホットスポット】
スマートフォンを使ってWi-Fiのように他の機器をインターネットに接続する機能。
「テザリング」とも呼ばれ、ノートパソコンやタブレットをスマホの回線経由でネット接続する際に使います。外出先で便利ですが、バッテリーと通信量の消費に注意が必要です。

【Haptics:ハプティクス】
触覚フィードバック(振動)によって、操作感を伝える技術。
スマホで文字を打つときに軽く「ブルッ」と振動するのもハプティクスの一種。高性能な機種では、押した感触をリアルに再現する“高精細な振動”が特徴です。

【Headphones:ヘッドホン】
音楽や動画を聞くための音響機器で、耳を覆うタイプのもの。
Bluetooth対応のワイヤレスモデルや、ノイズキャンセリング機能を持つ高性能モデルもあります。スマホと組み合わせることで、通話やゲームにも使えます。

【Home Button:ホームボタン】
ホーム画面に戻るためのボタン。
iPhoneの旧機種(iPhone SEやiPhone 8など)や、一部のAndroid端末で物理的なボタンとして搭載されています。最近のスマホは画面内操作(ジェスチャー)でホームに戻る仕様が一般的です。

【Handset:ハンドセット】
「スマートフォン本体」そのものを意味する言葉。
通信業界などで、契約プラン(SIM)と端末(Handset)を分けて表記する際によく使われます。

【Hardware:ハードウェア】
スマートフォンの「実物の部品」や機器のこと。
画面・バッテリー・カメラ・スピーカー・ボタンなど、手に触れられるすべてがハードウェアです。
対義語は「ソフトウェア(OSやアプリなど)」になります。

【Hybrid SIM:ハイブリッドSIMスロット】
1つのスロットで「microSDカード or 2枚目のSIMカード」のどちらかを選んで使える仕組み。
つまり「デュアルSIM」にするか、「SIM+microSD」にするかを選ぶ必要があります。スマホの仕様を確認してから使いましょう。

【Home Screen】~ホーム画面~
スマホを起動したときに最初に表示される画面。
アプリのアイコンが並び、天気・時計・検索バーなどのウィジェットも設置できます。Androidはカスタマイズ性が高く、iPhoneでは「ウィジェット機能」が強化され便利になっています。

I(アイ)

I(アイ)

【iOS:アイオーエス】
Appleが開発しているiPhone・iPad専用の基本ソフト(オペレーティングシステム)。
Androidとは異なり、iPhone専用に最適化されているため、操作性やセキュリティが高く、ソフトウェアの更新も長期間サポートされます。
App Storeを通じてアプリをダウンロード・管理します。

【IMEI】~International Mobile Equipment Identity~
スマートフォンの「製造番号」のような固有の識別番号(15桁程度)。
盗難時や通信トラブルの際に機種を特定するために使用されます。端末の設定情報や箱から確認可能。
SIMロック解除や修理申請の際にも必要になることがあります。

【IP規格】~Ingress Protection~
スマートフォンの防水・防塵性能を示す国際的な規格。
たとえば「IP68」という表記では、「6」が防塵性能、「8」が防水性能の等級を表しています。
数値が高いほど保護レベルが高く、アウトドアやキッチンなど水回りでの使用にも適しています。

【Internal Storage】~内部ストレージ~
スマートフォン本体に内蔵されたデータ保存領域のこと。
写真、動画、アプリ、OSなどがここに保存されます。容量は「64GB」「128GB」「256GB」などで表示され、モデルによって異なります。
容量がいっぱいになると動作が重くなるため、クラウド保存やmicroSDカードの利用が有効です。

【Incognito Mode:インコグニートー】~シークレットモード~
ブラウザ(Chromeなど)で使える、閲覧履歴やCookieを保存しないプライベートモード。
スマホで調べ物をしても履歴に残らず、第三者に見られる心配が少ないため、一時的な検索などに便利です。
ただし、完全な匿名ではなく、通信会社やアクセス先には記録が残ります。

【Inbox】~受信トレイ~
メールアプリ内で受信したメールが表示されるフォルダ。
GmailやiCloudメールなど、複数アカウントを使っている場合でも、まとめて表示する「統合受信トレイ」機能があるアプリもあります。

【Input Method】~入力方式~
スマートフォンで文字を入力する仕組みのこと。
日本語入力ではフリック入力、キーボード入力、音声入力などが選べ、Google日本語入力やGboard、Simejiなどのキーボードアプリでカスタマイズ可能です。

【iCloud:アイクラウド】
Appleが提供するクラウドサービス。
写真、連絡先、メモ、カレンダー、アプリデータなどをオンラインに保存でき、iPhoneやiPad間でデータを同期するのに使われます。
無料で5GBまで利用可能。有料プランにすると容量を拡張できます。

【Icon:アイコン】
アプリや機能を表す小さな画像や図形。ホーム画面や通知領域に表示され、タップすることで該当のアプリや設定にアクセスできます。
デザイン性や視認性にこだわったカスタマイズが可能な機種もあります。

【ISP】~Image Signal Processor~
カメラの画像処理を行う専用チップ。
撮影した画像に対して、色調補正・ノイズ除去・HDR合成などを行い、高画質な写真や動画を実現します。
iPhoneのAシリーズチップや、SnapdragonなどのSoC内に搭載されており、夜景やポートレート撮影の画質に大きく関係します。

 

J(ジェイ)

J(ジェイ)

【JPEG:ジェイペグ】~Joint Photographic Experts Group~
スマートフォンで撮影した画像によく使われる標準的な画像ファイル形式のひとつ。
ファイルサイズを小さくできる「圧縮形式」であり、SNS投稿やメール添付、保存時など幅広く使われます。拡張子は「.jpg」や「.jpeg」です。

【Jitter:ジッター】
通信の際の「遅延のブレ幅」のこと。たとえば動画通話やオンラインゲームなどで、音声や映像が一瞬カクついたりする場合、このジッターが高い可能性があります。安定した通信環境ではジッターが小さく、スムーズな体験が可能です。

【Jailbreak:ジェイルブレイク】~脱獄~
iPhoneに制限なくアプリや設定をインストールできるようにする非公式な改造行為。
Appleが設けている制限を解除することにより、本来インストールできないアプリなどを利用できるようになりますが、セキュリティリスクや動作不良の原因となるため、強く非推奨です。スマホの修理をする場合は断れる可能性もあります。

【JavaScript:ジャバスクリプト】
WebサイトやWebアプリで使われるプログラミング言語のひとつ。
スマートフォンのブラウザで動く「動的な表示」(メニューの開閉・画像スライド・自動更新など)は、JavaScriptによって動作しています。
通常の利用者が直接扱うことは少ないですが、ブラウザ設定でJavaScriptをオン・オフできる場合があります。

【Joystick:ジョイスティック】
スマートフォンでゲームをプレイする際に使われる「コントローラー状の入力装置」。
画面上の仮想ジョイスティック(バーチャルパッド)を指すこともあり、アクションゲームやFPSなどで操作性を高めるために用いられます。
外部機器としてBluetooth接続するジョイスティック型ゲームコントローラーもあります。

【JPG:ジェーピージー】
「JPEG」と同じ意味を持つ画像ファイルの拡張子。
主にWindowsで「.jpg」と表記されることが多く、Macや他の環境では「.jpeg」とも記載されますが、実質的には同じ形式です。

【Jabra:ジャブラ】
ワイヤレスイヤホンやオーディオ機器で知られるブランド名。
スマートフォンとBluetooth接続する高性能なイヤホン・ヘッドセット製品を展開しており、音質や通話性能に定評があります。

【Junk File:ジャンクファイル】
キャッシュや一時ファイル、不要なログファイルなど、スマートフォン内に残っている「無駄なデータ」のこと。
定期的に削除することで、スマホの動作が軽くなったり、空き容量が増える効果があります。専用のクリーナーアプリで簡単に整理可能です。

【Jitterbug:ジッターバグ】
アメリカで高齢者向けに開発されたシンプルなスマートフォンシリーズの名称。
大きなボタンや見やすい画面、通話に特化した機能が特徴で、高齢者のスマホ入門機として人気があります。


K(ケー)

K(ケー)

【KB / MB / GB:キロバイト/メガバイト/ギガバイト】
データ容量を示す単位。スマートフォンでは、写真・動画・アプリ・通信量など、あらゆる場面で使われます。

  • 1KB(キロバイト)=1,024バイト
  • 1MB(メガバイト)=1,024KB
  • 1GB(ギガバイト)=1,024MB

たとえば、写真1枚=約2〜5MB、YouTubeの高画質動画1時間=約1GBが目安です。

【Kernel:カーネル】
スマートフォンのOS(iOSやAndroid)における中核部分のこと。
ハードウェア(CPU・メモリなど)とソフトウェア(アプリ)との橋渡しをする役割があります。一般の利用者が意識することは少ないですが、安定動作やセキュリティ、電力制御に大きく関与します。

【Keyboard:キーボード】
スマートフォンで文字入力を行うための画面上のキー配列。
日本語入力では「フリック入力」と「QWERTY配列」が一般的です。好みに応じて変換精度・デザイン・入力方式を変更でき、GoogleのGboardやSimejiなどのキーボードアプリも人気です。

【Kiosk Mode:キオスクモード】
スマートフォンやタブレットを「特定のアプリのみ操作可能」に制限する機能。
業務用端末や子ども向けスマホ設定に使われ、店舗端末や展示機(例:駅の案内端末)などに多く採用されています。Androidでは「画面固定」機能としても知られます。

Android

「画面の固定(Screen Pinning)」や、「Device Ownerモード」を使用して設定できる。

iPhone

「アクセスガイド」や「シングルアプリモード」として設定可能。

【Kbps:キロビーピーエス】
通信速度を示す単位。1Kbps=1秒間に1,000ビット送受信できることを意味します。
通信制限にかかったときの速度(例:128Kbps)や音声通話時の帯域に関係し、数値が大きいほどデータを早く送れます。近年はMbps(メガビット毎秒)が主流。

【Knock Code:ノックコード】
画面をタップするパターンでスマートフォンのロックを解除する方式。
LG製スマホで採用されていた独自機能で、画面を複数箇所トントンとリズムよくタップして認証します。物理ボタンを押さずに解除できる便利な方式として注目されました。

【Kill App:アプリを終了させる】
スマートフォンのバックグラウンドで動いているアプリを強制終了する操作。
動作が遅い時や電池消耗が早い時に使います。ただし、頻繁に行うと逆にバッテリー消費が増える場合もあるため、注意が必要です。

【Keyguard:キーガード】
スマートフォンの画面ロックやスリープ状態を管理するシステム。
指紋・パスコード・顔認証などの解除方式と連携して、セキュリティを守る重要な機能です。

【KEON:ケオン】
Firefox OS(モジラ開発)を搭載したスマートフォンの1機種。2010年代初頭に登場したが現在は終了。
技術者向けの開発端末として一部に注目されました。現在は歴史的なスマホの一例です

L(エル)

L(エル)

【LCD】~Liquid Crystal Display/液晶ディスプレイ~
スマートフォンに使われる画面の種類の一つで、バックライトを使って映像を表示します。
iPhoneのSEシリーズや多くのAndroidミドルレンジモデルに採用。発色はOLEDより控えめですが、コストが安く、焼き付きが起きにくいという利点があります。

【LTE】~Long Term Evolution~
スマートフォンで使用される高速なモバイル通信規格で、いわゆる「4G」にあたります。
「4G LTE」や「4G+」などの表示で、広範囲での安定した通信を実現します。現在も5Gの補完的な通信として多く利用されています。

【Lock Screen】~ロック画面~
スマートフォンを起動またはスリープ解除した際に最初に表示される画面。
時間・通知・カメラショートカットなどが表示され、指紋・顔・パスコードなどで認証を行い解除します。壁紙のカスタマイズも可能です。

【Launcher】~ランチャー~
Androidスマホのホーム画面やアプリドロワー(一覧)を管理するソフトウェア。
標準のものから、Nova Launcher、Microsoft Launcherなど自分好みにカスタマイズできるものも多数。見た目や使い勝手を自由に変えられるのが特徴です。

【Li-ion Battery】~リチウムイオンバッテリー~
スマートフォンに搭載されている充電式バッテリーの主流。
高いエネルギー密度と軽量性、長寿命を特徴とし、現在のほぼ全てのスマホに使われています。過充電や高温で劣化が進みやすいため、取り扱いに注意が必要です。

【LED Flash】~LEDフラッシュ~
スマホのカメラ付近にあるライトで、暗所撮影時の補助光として使われます。
また、懐中電灯(フラッシュライト)としても利用可能。通知ランプ代わりに点滅させる機種もあります。

【Landscape Mode】~位置情報サービス~
スマートフォンのGPSやWi-Fi、モバイル通信などを利用して現在地を把握する機能。
地図アプリ、天気、カメラの撮影場所記録、宅配アプリなど、さまざまな用途に利用されます。プライバシー保護のため、アプリごとに使用の許可を管理できます。

【Lag:ラグ】
操作と画面表示の間に発生する「遅延」。
ゲームプレイやアプリ使用中に反応が鈍くなることを指します。要因としては、メモリ不足、CPU性能、通信遅延などが考えられます。


【LiDAR】~Light Detection and Ranging~
光(レーザー)を使って対象との距離や深度を計測する技術。
iPhone Proシリーズ(iPhone 12 Pro以降)などに搭載され、AR体験の向上や、暗所でのピント合わせ、3Dスキャンなどに使われています。

M(エム)

M(エム)

【mAh:ミリアンペアアワー】
バッテリー容量を表す単位。たとえば「5,000mAh」は5,000ミリアンペア時の電力を蓄えられるという意味です。
一般的に数字が大きいほどバッテリー持ちが良くなりますが、端末の省電力性能や画面の消費電力にも影響されます。

【MP:メガピクセル】
カメラの画素数を表す単位。1MP = 100万画素。
12MP=1,200万画素、48MP=4,800万画素といった表記で、解像度の高さを示します。ただし、画素数が高ければ必ずしも写真がキレイとは限らず、レンズや画像処理(ISP)の性能も重要です。

【MACアドレス】~Media Access Control Address~
スマートフォンなどのネットワーク機器に割り振られた一意の識別番号。
Wi-Fiルーターとの通信やセキュリティ管理に使用されます。近年はプライバシー保護のため「ランダムMACアドレス」を使用する設定も一般化しています。

【MagSafe:マグセーフ】
AppleがiPhoneに導入した磁石を使ったアクセサリ接続・ワイヤレス充電システム。
対応iPhone(iPhone 12以降)では、背面にマグネットで充電器やケース、スタンドなどがピタッと吸着。充電の位置ズレも防げ、周辺機器の拡張性が広がっています。

【Mobile Data:モバイルデータ】
スマートフォンがWi-Fi以外でインターネットに接続するための通信。
4G/5G回線を使い、Web閲覧、SNS、動画視聴などが可能。設定でオン・オフを切り替えられ、月々の通信量制限に注意が必要です。

【MMS】~Multimedia Messaging Service~
画像や動画、音声なども送れる携帯電話用のメッセージングサービス。
日本ではキャリアメール(@docomo.ne.jp、@ezweb.ne.jpなど)として使われることが多く、SMSよりも多機能ですが、スマートフォンではLINEやiMessageが主流となりつつあります。

【Multitasking:マルチタスキング】
複数のアプリを同時に動かす機能。
画面の分割表示(Split View)、アプリの切り替え、ピクチャーインピクチャー(PIP)などがこれに含まれます。Androidは分割表示が可能な機種が多く、iOSでもiPadでは特に活用されています。

【Media Volume:メディア音量】
音楽、動画、ゲームなどの音量をコントロールする設定。
着信音量やアラーム音量とは別に管理されており、ボリュームボタンや音量設定画面で個別に調整可能です。

【MicroSDカード】
データの保存に使われる小型のメモリーカード。
スマホのストレージを拡張でき、写真・動画・音楽の保存先として使用されます。ただし、近年はmicroSD非対応のスマホも増えており、クラウドストレージとの使い分けが求められます。

【Mobile Hotspot:モバイルホットスポット】
スマートフォンのモバイル通信を使って、パソコンや他の端末をインターネットにつなぐ機能。
「テザリング」とも呼ばれ、外出先などWi-Fiが使えない場所で便利です。通信量とバッテリーの消耗に注意が必要です。

N(エヌ)

N(エヌ)

【NFC】~Near Field Communication/近距離無線通信~
スマートフォンを他の機器にかざすだけで通信できる機能。
主に以下の用途で使われます:

  • モバイル決済(例:おサイフケータイ、Google Pay、Apple Pay
  • 電車やバスの交通系ICカードとして(Suicaなど)
  • Bluetooth機器とのワンタッチ接続(スピーカー、イヤホンなど)

iPhoneでは「FeliCa」に対応した機種で利用可能。

【Notch:ノッチ】
スマートフォンの画面上部にあるカメラやセンサーを収めるための切り欠き部分。
初めて大きく注目されたのはiPhone Xの登場時。最近のスマホでは以下のような種類があります

  • ワイドノッチ(例:iPhone X)
  • 水滴ノッチ/ティアドロップノッチ(小型)
  • パンチホール型(画面内に小さな穴)
  • ダイナミックアイランド(iPhone 14 Pro以降)

【Night Mode:ナイトモード】
暗所撮影時に画像の明るさやディテールを強調するカメラ機能。
複数の写真を合成し、ノイズを減らして鮮明な写真を撮影します。夜景や室内など光量が少ない場面で活躍します。

また、画面のナイトモード(ダークモード)とは別物で、目の疲れを抑える目的の表示設定も同名で存在します。

【Notification】~通知~
アプリからの情報をユーザーに知らせる機能。
LINEの新着メッセージ、メールの受信、ニュース速報、天気の警報など、重要な情報を即座に確認できます。
Android・iOSともに通知の表示方法、音・バイブ設定、バナー表示の有無などを細かく管理可能です。

【Nano SIM:ナノシム】
現在主流のSIMカードのサイズ。
以前の「標準SIM」「micro SIM」よりも小型で、端末の省スペース化に貢献しています。
iPhone 5以降や多くのAndroid機種でこのサイズが採用されています。

【Navigation Bar:ナビゲーションバー】
Androidスマートフォンにおいて、画面下部に表示される操作バー。
一般的に以下の3つのアイコンがあります

  • 戻る
  • アプリ一覧(履歴)
  • ホーム

機種によっては「ジェスチャーナビゲーション」に切り替えることも可能。

【Noise Cancellation】~ノイズキャンセリング~
イヤホンやスマートフォンで周囲の雑音を打ち消す技術。
アクティブノイズキャンセリング(ANC)はマイクで周囲の音を拾い、逆位相の音を出して雑音を軽減します。
音楽視聴や通話品質の向上、集中力アップに役立ちます。

【Network Mode:ネットワークモード】
スマートフォンが使う通信方式を切り替える設定。
例:5G/4G/3G/2G など。
電波状況が悪い場所では「4Gのみ」にするなどの調整で通信が安定する場合があります。

【Not Secure:保護されていない】
Webブラウザで表示される警告表示の一種。
HTTPSではなくHTTPのみで通信しているサイトなど、通信内容が暗号化されていないときに表示されます。パスワードや個人情報を入力する際には特に注意が必要です。

【Neural Engine:ニューラルエンジン】
Appleが開発したAI処理専用のチップ。
iPhoneやiPadに搭載され、カメラの画像処理、音声認識、AR機能、文字予測などのAI処理を高速化します。Androidでも同様にAI処理用のNPU(Neural Processing Unit)が搭載される機種があります。

O(オー)

O(オー)

【OLED:オーレッド】~Organic Light Emitting Diode
有機ELディスプレイのこと。液晶(LCD)と異なり、各画素が自発光するため、以下のような特徴があります:

  • 黒がより深く表現できる(消灯=完全な黒)
  • 高コントラスト
  • 薄型・軽量
  • バッテリー消費を抑えやすい(暗い画面で特に)

iPhone X以降の多くのモデルや、GalaxyなどのハイエンドAndroidに採用されています。

【OS】~Operating System
スマートフォンを動かす基本ソフト。代表的なものは:

  • iOS(iPhone)
  • Android(Google/各メーカー独自カスタム含む)

OSはアプリの土台となり、操作・表示・ネット接続・セキュリティなどすべてを制御します。定期的にアップデートされ、機能追加や不具合修正が行われます。

【OTA】~Over The Air
スマートフォンのソフトウェアやファームウェアを「インターネット経由で無線アップデートする方式」。
PCにつながなくても本体だけで更新可能です。iOSやAndroidでは、定期的に通知が表示され、自動または手動でアップデートできます。

【OCR】~Optical Character Recognition/光学式文字認識
画像や写真に写っている文字を読み取り、テキスト化する技術。
スマートフォンのカメラやアプリで書類・名刺・看板などをスキャンし、文字データとしてコピーや検索が可能になります。翻訳アプリや書類管理でも活躍。

【OTA:オクタコア】
8つのCPUコアを搭載するプロセッサの構成。
一般的には、処理能力の高いコア(パフォーマンスコア)と省電力のコア(効率コア)を組み合わせて、使用状況に応じて最適に動作します。高性能スマホでは当たり前の構成です。

【OIS】~Optical Image Stabilization/光学式手ぶれ補正~
カメラモジュール自体を物理的に動かして手ぶれを補正する仕組み。
スマートフォンの撮影時に写真がブレないように補助してくれる機能で、暗所撮影や望遠撮影に特に効果があります。iPhone Proシリーズや高級Androidに搭載。

【One UI:ワンユーアイ】
Samsung(Galaxy)が開発したAndroidスマートフォンの独自UI(ユーザーインターフェース)。
片手操作しやすいようボタンや設定を下に配置するなど、使いやすさを追求しています。他にもテーマ変更やマルチウィンドウ機能などが特徴です。

【One-Hand Mode】~片手モード~
画面が大きいスマートフォンを片手で操作しやすくするための機能。
画面を小さく表示したり、片側に寄せることで親指が届きやすくなります。設定アプリでオンにでき、ジェスチャーやショートカットで呼び出せる機種もあります。

【Open Source:オープンソース】
ソフトウェアの中身(ソースコード)を誰でも閲覧・改良できる形式。
Android OSはLinuxベースのオープンソースで、メーカーごとに自由にカスタマイズできるのが特徴です(例:Pixel UI、MIUIなど)。一方、iOSはクローズドソース(非公開)。

【On-Screen Fingerprint】~画面内指紋認証~
ディスプレイの一部を指紋センサーとして使う技術。
画面をタッチするだけでロック解除できる仕組みで、物理ボタンが不要になるためデザイン性も高まります。光学式と超音波式の2種類があり、超音波式の方が精度・セキュリティが高いとされます。

P(ピー)

P(ピー)

【Pixel:ピクセル】
画像やディスプレイを構成する最小の点(画素)。
スマートフォンのディスプレイやカメラでは「解像度(例:2400×1080ピクセル)」として画質の精細さを示すのに使われます。
また、Google製スマートフォン「Pixel」シリーズの名称でもあります(Pixel 6、7、8など)。

【PPI】~Pixels Per Inch~
1インチあたりのピクセル数。つまり、ディスプレイの「画素密度」を表す指標です。
数値が高いほど、より細かく滑らかな表示になります。たとえば、300ppiを超えると人間の目ではドットの粒がほぼ見えなくなるとされています。

【Portrait Mode:ポートレートモード】
背景をぼかして人物や被写体を際立たせる写真撮影モード。
一眼レフ風の写真がスマホでも撮れるとして人気。AIやデュアルレンズを用いて被写体の輪郭を検出・加工します。iPhoneや多くのAndroid機種に搭載されています。

【Proximity Sensor】~近接センサー~
スマホを通話中に耳に近づけたとき、画面を自動的にオフにするためのセンサー。
誤タップ防止、省電力、顔認証との連携などに利用されます。

【Processor:プロセッサ】
スマートフォンの頭脳ともいえるパーツで、演算や制御を担当します。
具体的にはSoC(Snapdragon、A17 Bionicなど)に含まれるCPU部分を指すことが多いです。
高速なプロセッサを搭載していると、ゲーム・動画・マルチタスクでも快適に動作します。

【PWA】~Progressive Web App~
Webサイトをアプリのように使える技術。
ブラウザからアクセスできるWebサービスを、インストール不要でホーム画面に追加し、オフラインでも利用可能にする仕組みです。
例:Google Keep、SpotifyのWeb版など。

【PINコード】~Personal Identification Number~
スマホのSIMロック解除や、端末起動時の認証に使用される4〜6桁程度の数字。
SIMカードが不正に使われるのを防ぐ目的で設定されており、誤入力を数回繰り返すとロックがかかることがあります。

【Pixel binning:ピクセルビニング】
複数の画素(ピクセル)を1つにまとめて扱うカメラの画像処理技術。
高画素センサー(例:108MPなど)で撮影するとき、暗所では4画素や9画素を1つにまとめて明るく、ノイズの少ない写真を生成します。
最近の高性能スマホカメラでよく採用されています。

【Power Saving Mode】~省電力モード~
スマホの電池消耗を抑えるための機能。
画面の明るさ・バックグラウンド通信・アニメーションなどを制限し、残りバッテリーで長く使えるようにします。機種によっては自動起動・段階設定も可能です。

【Punch-Hole Display:パンチホールディスプレイ】
画面内に小さな穴をあけ、そこにフロントカメラを配置したスマートフォンのディスプレイ構造。
ノッチ(切り欠き)よりも表示領域が広く、近年のスマートフォン(GalaxyやXiaomiなど)では主流の方式です。

【Play Store:プレイストア】
Googleが提供するAndroid端末向けの公式アプリストア。
アプリ・ゲーム・映画・書籍などをダウンロード・購入できます。iPhoneの「App Store」に相当します。

【Portrait Orientation】~縦向き表示~
スマートフォンを縦に構えたときの画面表示の状態。
一般的な使用スタイルで、SNS閲覧、Webブラウズ、メッセージ入力などでよく使われます。対義語は「Landscape Orientation(横向き表示)」です。

Q(キュー)

Q(キュー)

【Qi:チー】
ワイヤレス充電の国際規格(読み方は「チー」)。
スマートフォンを専用の充電パッドやスタンドに置くだけで充電できる便利な機能です。iPhone(8以降)や多くのAndroid端末に対応。
急速充電対応のQi充電器も増えており、MagSafeもQi互換です(iPhoneは将来的にQi2へ移行予定)。

【QRコード】~Quick Response Code~
スマホのカメラで読み取れる2次元バーコード。
URLアクセス、決済(PayPay・楽天Payなど)、友達追加、ポイントカードなど幅広く使われています。iPhoneやAndroidでは標準カメラで読み取り可能です。

【Qualcomm:クアルコム】
スマートフォン向けプロセッサ「Snapdragon」シリーズを開発・提供するアメリカの半導体企業。
世界中のAndroidスマホに搭載されており、ミドルレンジからハイエンドモデルまで幅広く展開。5G通信モデム、AI処理、ゲーム性能などにも強みを持ちます。

【Quick Charge:クイックチャージ】
Qualcommが開発した急速充電技術のひとつ。
Quick Charge 3.0や4+などの規格があり、対応スマートフォンと充電器を組み合わせることで、通常より高速にバッテリーを充電できます。
ただし、端末・充電器・ケーブルすべてが対応している必要があります。

【QWERTY:クワーティー】~キーボード~
パソコンと同様の「英字配列キーボード」。
スマートフォンでも「QWERTY配列」のキーボードが利用できます(主に横向き表示や、文字入力設定で選択可能)。日本語入力では「フリック入力」との併用が多く見られます。


【Quick Share:クイックシェア】
Galaxy(Samsung)の端末間で、写真や動画などのファイルを簡単に送れる共有機能。
AndroidのNearby Share(ニアバイシェア)と似ており、Galaxy独自の高速共有機能として搭載されています。Wi-FiとBluetoothを使ってオフラインでも転送可能。

【Quick Settings:クイック設定】
通知バーを下にスワイプすると表示される、よく使う機能のショートカットメニュー。
Wi-Fiのオン・オフ、Bluetooth、機内モード、画面の明るさ、懐中電灯などをすぐに切り替えできます。Androidは自由にカスタマイズ可能、iOSでは「コントロールセンター」として提供されています。

【QR決済】
スマートフォンでQRコードを使って買い物や支払いを行うキャッシュレス決済方式。
代表的なサービスに

  • PayPay
  • 楽天ペイ
  • d払い
  • au PAY
  • LINE Pay など

スマホだけで決済が完結し、ポイントも貯まるため、広く普及しています。

【QLED】~量子ドットLED~
Samsungが展開するディスプレイ技術の一種で、量子ドットを用いた高画質な液晶。
スマートフォンよりもテレビやタブレットで使われることが多いですが、ハイエンドモデルの一部に搭載されたこともあります。

【Quick Access】~クイックアクセス~
アプリや機能にすばやくアクセスできるようにするショートカットの総称。
ロック画面からのカメラ起動、通知パネルからのトグル操作、ホーム画面のウィジェットなどもこれに含まれます。Androidではウィジェットの活用がより自由で便利です。

R(アール)

R(アール)

【RAM】~Random Access Memory~
スマートフォンの「作業スペース」にあたるメモリ。
アプリの起動やマルチタスク処理をスムーズに行うために必要です。一般的な目安は以下の通り

  • 4GB:ライトユーザー向け
  • 6~8GB:標準的な使い方に最適
  • 12GB以上:ゲーム・動画編集などヘビーユース向け

【ROM】~Read Only Memory~
スマートフォンの「保存領域」で、アプリ・写真・動画などを保存するためのストレージ。
128GB/256GB/512GBなどが一般的です。iPhoneでは内部ストレージの拡張ができませんが、AndroidではmicroSDカードで増設できる機種もあります。

【Refresh Rate:リフレッシュレート】
画面が1秒間に何回書き換わるかを示す数値(単位:Hz)。
通常は60Hz、高性能機では90Hz/120Hz/144Hzといった表示があります。数値が高いほどスクロールやアニメーションが滑らかになります。ゲームや動画視聴にも効果的。

【Resolution】~解像度~
画面の細かさを示す指標で、横×縦のピクセル数で表されます。

  • HD(1280×720)
  • FHD(1920×1080)
  • FHD+(2400×1080)
  • QHD(2560×1440)など

解像度が高いほど、映像や文字がくっきり表示されます。

【Root化】
Androidスマートフォンの管理者権限(root権限)を取得して、通常できないシステム変更を可能にする行為。
メリット:不要アプリ削除、完全なカスタマイズが可能
デメリット:セキュリティリスク、メーカー保証が無効、最悪の場合起動不能になることも。
現在は推奨されず、上級者向けの操作です。

【Retina Display:リバースチャージング】
スマートフォンを使って、他の端末を充電できる機能。
有線でもワイヤレス(リバースワイヤレス充電)でも可能で、イヤホンや別のスマホに給電できます。対応機種のみ使用可能(例:Galaxy Sシリーズなど)。

【Ringtone】~着信音~
電話や通知などの着信時に鳴る音。標準で複数種類が用意されており、自分の音楽や録音を設定することもできます。
iPhoneでは着信音の購入やGarageBandで作成も可能。


【Reboot】~再起動~
スマートフォンの電源を一度切って、もう一度起動すること。
一時的な不具合やアプリの動作不良がある場合、まず試すべき対処法の一つです。

【Recovery Mode:リカバリーモード
スマホの起動に問題があるときに使う「緊急モード」。
ファクトリーリセット(初期化)やキャッシュ削除、OS更新などを行うことができます。通常操作では入れないため、電源+音量ボタンなど特殊な操作で入ります。


【Roaming:ローミング】
海外や他の通信エリアで、自社以外の通信事業者の回線を使って通信を行うこと。
国内ローミング:楽天モバイル→au回線を借用など
海外ローミング:日本のキャリアSIMで海外通信
料金が高額になる可能性もあるため、出国時は設定に注意が必要です。

【Realme:リアルミー】
中国のスマートフォンメーカー。コストパフォーマンスに優れた端末を提供し、特に東南アジアやインドで人気。近年は日本にも参入しています。カメラ性能・高リフレッシュレート・急速充電などが強みです。

S(エス)

S(エス)

【SoC】~System on a Chip~
スマートフォンの心臓部で、CPU・GPU・AI処理・通信モデムなどを1つに集約した半導体チップ。
Snapdragon、Apple Aシリーズ(A17など)、MediaTek Dimensity、Google Tensorなどが有名です。
性能、電池持ち、カメラ処理、ゲーム体験などすべてに影響します。

【SIMカード】~Subscriber Identity Module~
スマホに挿して通信・通話を可能にする小さなICチップ。契約者の情報が書き込まれています。
サイズはnanoSIMが主流で、最近は物理カード不要の「eSIM」も拡大中です。

【SDカード】~Secure Digital Card~
写真・動画・音楽などのデータを保存できるメモリーカード。
スマホではmicroSDカードが使われ、ストレージの拡張に役立ちます。ただし、非対応機種も増えてきています(特にiPhone)。

【Screenshot:スクリーンショット】
スマホ画面の内容を画像として保存する機能。
ボタンの同時押し(例:電源+音量↓)やジェスチャー、3本指スワイプなどで簡単に撮影可能です。メモ代わりやSNSシェアにも便利です。iPhoneでは設定をすれば背面を「トントン」とタップするとスクリーンショットが可能です。

【Split Screen:スプリットスクリーン】
1画面に2つのアプリを同時表示できるマルチタスク機能。
例:YouTubeを見ながらLINE返信。Androidは多くの機種で対応、iPadはSplit Viewとして利用可能。iPhoneは非対応。

【SIMフリー】~SIM Unlock~
特定の通信会社に縛られていないスマートフォン。
好きなキャリアのSIMカードや格安SIMを自由に使えるため、乗り換えや海外旅行でも便利です。近年ではほとんどのスマホがSIMフリーに。

【SAR】~Specific Absorption Rate~
人体が吸収する電波の量(比吸収率)を示す指標。
スマートフォンの電波による健康影響の目安で、日本では2.0W/kg以下が基準。各端末ごとに公式ページなどで確認可能です。

【Smart Lock:スマートロック】
特定の条件下で、スマホのロック解除を自動化するAndroidの機能。
例:自宅や職場で自動解除、Bluetooth機器接続時にロックしないなど。利便性とセキュリティのバランスをとる機能です。

【Standby Mode:スタンバイモード】
スマホがスリープ中の状態で、最低限の通信や処理を行う省電力モード。
最近のiPhone(iOS 17以降)では「スタンバイモード」として時計やカレンダー、写真などを常時表示できる機能として登場しました(MagSafeスタンド使用時など)。

【Stylus:スタイラス】
画面を操作するための専用ペン。
Samsung GalaxyのSペンや、Motorola、Xiaomiなど一部機種で採用されています。手書きメモ、イラスト、細かい操作などに便利。iPadではApple Pencilが有名。

【S Pen:エス・ペン】
Samsung Galaxy NoteシリーズやSシリーズ Ultraモデルに搭載されるスタイラスペン。
4096段階の筆圧、遠隔操作(Bluetooth)、手書き文字のテキスト変換など多機能。

【Signal Strength】~電波強度~
スマートフォンが受信している通信の強さ。アンテナの本数や、dBm(デシベルミリワット)という単位で表されます。
電波が弱いと通話品質や通信速度に影響。屋内や地下では弱くなることが多いです。

【Silent Mode(サイレントモード】
着信音や通知音を鳴らさず、バイブレーションまたは完全無音にする設定。
会議中や夜間など、音を出せない場面で活用されます。iPhoneではサイドスイッチでも切り替え可能。

【Smartwatch:スマートウォッチ
スマホと連携して通知や健康管理ができる腕時計型デバイス。
Apple Watch、Galaxy Watch、Pixel Watch、Xiaomi Bandなどが代表的。心拍・歩数・運動記録・通話・音楽再生など多機能です。


T(ティ)

T(ティ)

【Tethering:テザリング

スマートフォンのモバイルデータ通信を使って、他の機器(ノートPC、タブレットなど)をインターネットにつなぐ機能。
接続方法は主に3種類

  • Wi-Fiテザリング(一般的)
  • Bluetoothテザリング(省電力)
  • USBテザリング(安定・速い)

使いすぎると通信量を大きく消費するので、使い方に注意が必要です。

【Touchscreen:タッチスクリーン
指やスタイラスで操作できる画面。スマートフォンの基本的なインターフェースで、静電容量式(現在主流)が採用されています。
マルチタッチやジェスチャー対応など、高度な操作が可能です。

【Type-C】~USB Type-C~
現在主流のUSB端子の形状。リバーシブル(上下どちらでも挿せる)で、高速充電やデータ転送が可能。
iPhoneも欧州規制により、iPhone 15シリーズ以降で採用。Androidではすでに標準化されています。

【TB:テラバイト】
記憶容量の単位で、1TB = 1,000GB(ギガバイト)。
スマートフォンのストレージでは、ハイエンドモデルで1TBの内蔵容量を持つものも登場。動画・RAW写真・アプリ大量保存にも対応。

【True Tone:トゥルートーン
Appleが開発した画面の色温度自動調整機能。
周囲の照明に合わせて、画面の色味を自然に見せてくれるため、長時間の閲覧でも目が疲れにくくなります。iPhone・iPad・Macに搭載。

【Touch ID:タッチID
Appleが提供する指紋認証技術。
ホームボタン(または電源ボタン)に指を置くだけでロック解除・支払い認証が可能。iPhone SEやiPad Airなどに搭載。最近はFace IDとの併用も進んでいます。

【Task Manager:タスクマネージャー
バックグラウンドで動作しているアプリを確認・終了するための機能。
Androidでは「最近使ったアプリ」画面から操作。動作が重いときやバッテリー節約に役立ちます。

【Thermal Throttling:サーマルスロットリング
スマートフォンが高温になった際、熱を抑えるためにCPUやGPUの性能を一時的に抑制する機能。
ゲームや動画撮影など高負荷時に発生し、動作が遅く感じることがあります。放熱設計や冷却アクセサリーで軽減可能。

【Tap to Pay:タップ・トゥ・ペイ
スマートフォンを非接触決済端末にかざして支払いをする方式。
Apple Pay、Google Pay、楽天ペイ、iD、QUICPayなどに対応。NFC(FeliCa)機能と連動して利用されます。

【Tensor:テンソル
GoogleがPixelシリーズに搭載している独自のSoC(半導体チップ)ブランド。
画像処理、AI翻訳、音声認識などに最適化されており、Pixelスマホの強みを支える要素のひとつです(Tensor G3など)。

【Torch】~懐中電灯~
スマホのフラッシュライト機能を、常時点灯させて懐中電灯のように使える機能。
通知バーやロック画面、音声操作(SiriやGoogleアシスタント)でもオン・オフ可能。

【Touch Sampling Rate:タッチサンプリングレート
画面が「1秒間に何回タッチの反応を読み取るか」を表す数値(Hz)。
リフレッシュレートとは別物で、ゲーム性能に重要。
例:120Hzの画面でも、タッチサンプリングは240Hz以上だと素早く正確な操作が可能になります。

【Toggle:トグル
設定のオン/オフを切り替えるスイッチのこと。
Wi-Fi、Bluetooth、画面の自動回転、機内モードなど、クイック設定やアプリ内でよく使われるUI(ユーザーインターフェース)のひとつです。

【Time-lapse:タイムラプス
一定間隔で撮影した写真をつなげて、時間の流れを早送りのように表現する動画撮影機能。
日の出、雲の動き、人混みなどを短時間で魅力的に表現できます。スマホ標準カメラアプリに搭載。

【Transparency Mode:トランスペアレンシーモード】~外音取り込みモード~
ノイズキャンセリングイヤホンなどで、周囲の音を取り込む機能。
AirPods ProやGalaxy Budsなどに搭載され、会話やアナウンスが聞き取りやすくなります。

U(ユー)

U(ユー)

【UI】~User Interface/ユーザーインターフェース~
ユーザーとスマートフォン(またはアプリ)との接点・見た目・操作体系を指します。
例:ホーム画面、ボタン配置、ジェスチャー、色使い、アイコンなど
使いやすいUIは「直感的」で「分かりやすい」ことが大切。
iOS(AppleのUI)や、SamsungのOne UI、XiaomiのMIUIなど、メーカーごとにUIの特徴があります。

【USB】~Universal Serial Bus~
Universal Serial Bus)
スマートフォンとPC、充電器、周辺機器などを接続するための規格。
現在主流は「USB Type-C」。ほかに以下の種類があります。

  • USB-A:昔ながらの大きな長方形タイプ
  • microUSB:旧型Androidなどに多かった小型コネクタ
  • USB-C:上下の向きを気にせず挿せるリバーシブル端子

【USB OTG】~On-The-Go~
スマートフォンにUSBメモリやマウス、キーボードなどのUSB機器を接続できる機能。
対応するスマホと変換アダプタ(USB-C to USB-Aなど)を使えば、データ転送や機器の操作が可能になります。

【Unlock:アンロック
スマホのロック解除を意味します。文脈によって意味が異なります。

  • 画面ロックの解除(パスコード・顔・指紋など)
  • SIMロック解除(他社のSIMを使えるようにする)
  • ブートローダーアンロック(カスタムROM導入など)※上級者向け

【Upload:アップロード
スマートフォンからデータ(写真・動画・書類など)をインターネット上に送信・保存すること。
例:SNSに写真を投稿する、Googleドライブに書類を保存する など。

【Ultra Wide:ウルトラワイド
超広角カメラのこと。標準のカメラよりも広い範囲を撮影でき、風景・建物・集合写真などで活躍します。
画角は120°前後の機種が多く、歪み補正機能付きのモデルもあります。

【Ultra Zoom(ウルトラズーム
通常のデジタルズームを超えて、望遠撮影に特化したカメラ機能。
50倍、100倍ズームなどを謳うスマートフォン(例:Galaxy S Ultraシリーズ)も登場しています。遠くの被写体も撮影可能ですが、スマホで撮影した画質には限界があります。

【UFS】~Universal Flash Storage~
スマホの内蔵ストレージ規格で、データの読み書き速度を示します。
例:UFS 2.1/UFS 3.1/UFS 4.0
数値が大きいほど高速で、アプリ起動やデータ転送、ゲームの読み込みが速くなります。

【Ultra Power Saving Mode】~超省電力モード~
必要最低限の機能のみを動作させることで、バッテリーの持ちを最大限に延ばす設定。
画面をモノクロにしたり、通信を制限したりして、残り数%でも数時間使えるようになります。Galaxyなどに搭載。
iPhoneには「Ultra Power Saving Mode」という名称の機能はありませんが、類似の機能として「低電力モード」があります。

【Ultra-Wideband】~UWB~
数cm〜数mレベルの「非常に高精度な近距離通信技術」。
iPhoneやPixel、Galaxyなど一部の端末に搭載されており、以下の用途で使われます。

  • AirTagなどの位置特定
  • デジタルキー(自動車)
  • ファイル共有の方向認識

【Update:アップデート
OSやアプリを最新版にすること。バグ修正、セキュリティ強化、新機能追加などの目的があります。
OSアップデートは端末の寿命や快適さに直結するため、定期的なチェックが重要です。

【UHD:ウルトラエイチディー】~Ultra High Definition~
4K解像度(3840×2160)などの超高精細ディスプレイや動画形式を指します。
スマホの画面やカメラ撮影、YouTubeやNetflixの再生設定などに登場する表現です。


V(ヴィー)

V(ヴィー)

【VoLTE:ボルテ】~Voice over LTE~
LTE(4G)回線を使って高音質な通話を可能にする技術。従来の3G回線よりも音声がクリアで、接続も速くなります。
通話しながらインターネットが使えるのも特徴です。docomo・au・SoftBank・楽天モバイルなど主要キャリアで標準対応。

【VPN】~Virtual Private Network~
通信を暗号化し、インターネット上で安全なプライバシー保護を実現する技術。
公共Wi-Fiを使うときや、海外から日本向けサービスにアクセスしたいときなどに活用されます。
無料/有料のVPNサービスがあり、アプリで手軽に導入可能です。

【VR】~Virtual Reality~
仮想現実。ゴーグル型の専用デバイスやスマートフォンを使って、360度の仮想空間を体験できます。
ゲーム・教育・観光など幅広い分野で活用され、スマホ用のVRゴーグルも市販されています。

【Vlog:ブイログ
「Video Blog(ビデオブログ)」の略。
スマートフォンで日常の出来事を撮影し、YouTubeやSNSで発信するスタイルの動画コンテンツです。
スマホカメラの進化により、Vlog特化モードを搭載する機種も増えています(例:Sony Xperia、Samsung Galaxyなど)。

【Voice Assistant】~音声アシスタント~
音声操作でスマートフォンを制御する機能。
代表例

  • Siri(Apple)
  • Google アシスタント(Android)
  • Amazon Alexa(スマートスピーカー対応)

音楽再生、ナビ検索、天気、予定確認、メッセージ送信などが可能です。

【Vibration:バイブレーション
通知や着信時に振動で知らせる機能。マナーモード中でも気づきやすく、公共の場や夜間などに役立ちます。
機種によっては「触感フィードバック(Haptic Feedback)」を活用し、タップ時の感触をリアルに表現するものもあります。

【Video Call】~ビデオ通話~
スマートフォンのカメラを使って、相手の映像と音声を同時にやり取りできる通話形式。
主なアプリ

  • FaceTime(iPhone)
  • Google Meet/Zoom/LINE/Instagramなど

Wi-Fi環境での使用が推奨されます。

【Voice Recorder】~ボイスレコーダー~
スマートフォン内蔵マイクで音声を録音するアプリや機能。会議、インタビュー、メモ、講義録音などに使われます。
Google Pixelには録音と同時に文字起こしをする機能もあります。

【Video Stabilization:スタビライゼーション】~ビデオ手ぶれ補正~
動画撮影時の揺れやブレを抑える技術。
手ぶれ補正の種類には

  • 光学式(OIS)
  • 電子式(EIS)
  • ハイブリッド式(OIS+EIS)

iPhoneでは「ビデオ手ぶれ補正」機能がサポートされており、iPhone 6 Plus以降のモデルで対応しています。さらに、iPhone 12 Pro Max以降では「センサーシフト方式」や最新の「アクションモード」が追加され、強力な補正を提供

Androidでも「手ぶれ補正」が広く採用されています。特にGoogle PixelSamsung Galaxy Sシリーズはその精度が高いことで知られています。例えば、Pixel 7aやGalaxy S23 Ultraなどがあります。

滑らかな動画撮影をしたいときに欠かせない機能です。

【Volume Button】~音量ボタン~
スマートフォン側面にある物理ボタンで、音量の上下やカメラシャッター操作(代用)、スクリーンショット撮影の補助などにも使われます。
音量を個別に調整(着信・メディア・アラームなど)できる機種も多いです。

【Voice Recognition】~音声認識~
スマートフォンが人間の話し声を理解し、指示を実行する機能。

「OK Google、明日の天気は?」→天気予報を読み上げる
iPhoneやAndroidで標準搭載され、スマート家電との連携も可能です。

【V-Cut/V-Notch】~V字型ノッチ~
ディスプレイ上部のカメラ部分に設けられた小さな切り欠き(ノッチ)の形状。
V字型にくり抜かれており、iPhoneのノッチやパンチホールに比べて控えめなデザインです。主に一部Android機で採用されています。

W(ダブリュー)

W(ダブリュー)

【Wi-Fi】~ワイファイ~
無線でインターネットに接続できる通信技術。スマートフォンではWi-Fiに接続することで、モバイル通信を使わずにインターネットを利用できます。

  • 自宅・カフェ・オフィスなどに設置されたルーターから接続
  • 通信量(ギガ)節約に最適
  • 最新規格は Wi-Fi 6(6E)、Wi-Fi 7(2024年登場)

【Wireless Charging】~ワイヤレス充電~
ケーブルを使わず、置くだけでスマホを充電できる機能。
「Qi(チー)」という規格が主流で、iPhone 8以降や多くのAndroid端末に対応。

  • 簡単・スマートに充電可能
  • 急速充電対応モデルもあり
  • 磁石で固定できるMagSafe(iPhone)もワイヤレス充電の一種

【Waterproof】~防水~
スマートフォンが水に濡れても壊れにくい性能のこと。
防水性能は「IP67」「IP68」などの等級で表され、数字が高いほど防水・防塵に強いことを意味します。

  • IP68.一定の水深でも一定時間耐えられる(完全防水ではない)
  • 風呂やプールでは非推奨(温度・水圧による故障の可能性)

【Widgets】~ウィジェット~
ホーム画面に置ける、アプリの一部機能を表示する小さなツール。

  • 時計/天気/カレンダー表示
  • メモ/ToDo/音楽操作
  • スマホのバッテリー残量表示 など

iOS・Androidともに対応し、サイズやデザインの変更も可能。

【WPS】~Wi-Fi Protected Setup~
ボタンひとつでWi-Fi接続ができる簡単接続機能。
Wi-Fiルーターにある「WPSボタン」を押すだけで、スマートフォンが暗号キーなしで接続できます(セキュリティ上、使用には注意が必要)。

【Wallpaper】~壁紙~
スマートフォンのホーム画面やロック画面の背景画像。
写真・アート・動く壁紙(ライブ壁紙)などが設定可能。iOS 16以降ではウィジェット付き壁紙や複数ロック画面の切替も可能に。

【WebView:ウェブビュー】
アプリ内でWebページを表示する仕組み。
たとえばニュースアプリやSNSアプリでリンクを開いたときに、専用ブラウザではなくアプリ内でページが開くのはWebViewの仕組みのおかげです。

Wi-Fi Calling】~Wi-Fi通話~
携帯の電波が弱い場所でも、Wi-Fiを使って通話ができる機能。
地下・ビル内・自宅の奥などでも通話品質を確保できるため、設定からONにして利用します。

Widevine:ワイドバイン】
動画配信の著作権保護技術(DRM)の一つ。
Netflix、Amazon Prime Video、Disney+などが採用。
Widevineには「L1」「L3」などのレベルがあり、L1対応機種でないとHD以上の高画質動画が見られない場合があります。

Wi-Fi Tethering:Wi-Fiテザリング】
スマートフォンをWi-Fiルーター代わりにして、他の機器をインターネットに接続する機能。
パソコンやタブレットを外出先でネット接続する際に便利です。通信量に注意。

Wireless Earphones:ワイヤレスイヤホン】
Bluetoothで接続する、ケーブル不要のイヤホン。
完全ワイヤレス(TWS)イヤホンが主流で、代表例に以下があります。

  • AirPods(Apple)
  • Galaxy Buds(Samsung)
  • Sony WFシリーズ など

ノイズキャンセリングや外音取り込みなどの高機能も一般的になりました。

Wide Angle Lens】~広角レンズ~

広い範囲を撮影できるカメラレンズ。
通常のカメラに比べて視野が広く、風景や集合写真に最適。さらに広い「超広角(Ultra-Wide)」もあります。

Wireless File Transfer】~ワイヤレスファイル転送~
Bluetooth、Wi-Fi Direct、Nearby Share(Android)やAirDrop(iPhone)などを使い、ケーブル不要でデータを他の端末へ送信できる機能。
写真・動画・音楽・文書などをスマートにやりとり可能。

Wear OS】~ウェアOS~
Googleが開発したスマートウォッチ用のOS。
Galaxy Watch、Fossil、Pixel Watchなどに搭載。スマホと連携し、通知・健康管理・音楽再生・地図ナビなどが可能。

Web Storage】~ウェブストレージ~
インターネット上にデータを保存できるクラウドサービス。
代表例

  • Google Drive
  • iCloud(Apple)
  • Dropbox
  • OneDrive(Microsoft)

スマホのストレージ節約や、複数端末でのデータ共有に便利です。


X(エックス)

X(エックス)

XR】~Extended Reality/エックスアール~
「VR(仮想現実)」「AR(拡張現実)」「MR(複合現実)」などの総称。
スマートフォンやゴーグル型デバイスを通じて、現実と仮想を融合させた体験を可能にします。

  • Google Drive
  • iCloud(Apple)
  • Dropbox
  • OneDrive(Microsoft)

Xiaomi:シャオミ】
中国の大手スマートフォンメーカー。
コストパフォーマンスに優れた機種で知られ、日本にも進出済み。以下のブランド展開があります。

  • Xiaomi(フラッグシップ)
  • Redmi(ミッドレンジ)
  • POCO(ゲーミング・若年層向け)

MIUI/HyperOSと呼ばれる独自のUIを採用し、カメラ性能や急速充電にも強みがあります。

Xcover:エックスカバー】
Samsungの堅牢型スマートフォンシリーズ。防塵・防水・耐衝撃性に優れ、建設現場・アウトドア用途に適しています。
軍用規格(MIL-STD)対応のモデルもあり、過酷な環境で使える設計です。

Xperia:エクスペリア】
Sonyのスマートフォンブランド。日本国内ではdocomo/auなどで多数販売されており、カメラ・音響・ディスプレイ技術が特長。

  • Xperia 1シリーズ:ハイエンド
  • Xperia 5シリーズ:コンパクト
  • Xperia 10シリーズ:ミッドレンジ

映像制作やゲームに特化した機能(HS電力制御、21:9シネマディスプレイなど)を持ちます。

X-Reality:エックス・リアリティ】
Sony独自の映像エンジンで、映像の画質補正やノイズ除去などを行い、より鮮明な映像表示を可能にする技術。Xperiaのディスプレイに搭載されている場合があります。

XMP】~eXtended Metadata Platform~
※スマホ関連ではやや専門的
Adobeが開発したメタデータ(撮影情報など)記述のための標準フォーマット。スマートフォンの写真アプリなどでも、ExifデータやXMPデータとして記録されることがあります。

X:旧Twitter】
2023年にTwitterが「X」というブランド名に変更されました。
スマホでは、アプリストアで「X」名義で公開され、SNS機能・音声スペース・動画投稿など多機能化が進んでいます。

Xbox Cloud Gaming:Xbox Cloud Gamingは、「エックスボックス クラウド ゲーミング】
Microsoftが提供するクラウドゲームサービス。
Android/iOSスマートフォンでも、XboxやPC向けのゲームをクラウド経由でプレイ可能。ゲームパッド連携も対応しています。

XML:エックスエムエル】~eXtensible Markup Language~
アプリの設定・データ管理・レイアウト情報などを記述するマークアップ言語。
スマホアプリ(特にAndroid開発)ではレイアウト設計やデータ交換に多用されます。

例:res/layout/activity_main.xml(画面UIの定義ファイル)

X-axis Linear Motor】~X軸リニアモーター~
ハプティック(触感)フィードバックを提供するためのバイブレーション用モーターの一種。
安定した振動を生成し、タイピングやゲーム中の反応性を向上。ハイエンドAndroid機に搭載されることが多いです。


Y(ワイ)

Y(ワイ)

YouTube:ユーチューブ】
Googleが提供する世界最大級の動画共有サービス。スマートフォンでは専用アプリで視聴・投稿・ライブ配信・コメントが可能。

  • YouTube Premium:広告非表示、オフライン再生、バックグラウンド再生などの特典あり
  • ショート動画(YouTube Shorts)も近年人気
  • 多くのスマホに「プリインストールアプリ」として標準搭載

Yahoo!:ヤフー】
日本ではソフトバンクグループ傘下の「Yahoo! JAPAN」が有名で、ニュース・天気・検索・メール・ショッピングなどのサービスを提供。
スマートフォンでは「Yahoo!アプリ」として多くのカテゴリに展開

  • Yahoo!天気
  • Yahoo!ニュース
  • Yahoo!メール
  • Yahoo!カーナビ など

Yubikey:ユビキー】
スマートフォンやPCに接続して使うハードウェア認証キー(セキュリティデバイス)。
2段階認証の強化、パスワードレス認証などに使われ、USBやNFC経由で接続可能。企業や開発者向けに活用されています。

Yellow Tint:イエロー・ティント】
ディスプレイの色味が黄色っぽく見える現象。
個体差による表示特性や、Night Shift/True Tone(iPhone)・ブルーライトカット機能などによって黄色味が強くなることがあります。
設定で調整が可能です。

YUV:ワイ・ユー・ブイ】
映像信号の色空間フォーマットの一種。スマートフォンのカメラで撮影された画像や動画の内部処理、またはエンコード処理に使用されます。
Y(輝度)+U/V(色差)で構成され、動画の圧縮に適しています。

Y-axis Linear Motor】~Y軸リニアモーター~
スマートフォン内部の振動モーターで、上下方向の繊細なバイブレーションを実現。
ゲーミング機やフラッグシップAndroid端末に搭載され、より滑らかな操作感や触感フィードバック(Haptic Feedback)を提供します。

Yahoo!検索】
Googleとは異なる独自の検索アルゴリズムや、提携エンジンを活用したWeb検索サービス。
スマートフォンではブラウザやYahoo!アプリ内から簡単にアクセスできます。

Y-OCTA:ヨクタ】
Samsungが開発したディスプレイ技術の名称。タッチセンサーをディスプレイに直接内蔵することで、薄型・軽量化・コスト削減を実現します。Galaxyシリーズや他の一部OLED採用スマホに搭載される場合があります。


Z(ゼット)

Z(ゼット)

Zoom:ズーム】
スマートフォンのカメラ機能の一つで、遠くの被写体を拡大して撮影する機能。主に3種類あります。

  • デジタルズーム:画像を拡大して表示(画質は劣化しやすい)
  • 光学ズーム:レンズの動きで画質を保ったまま拡大(高品質)
  • ハイブリッドズーム:デジタル+光学を組み合わせた高性能ズーム

Galaxy、iPhone、Xiaomiなどの一部モデルでは最大100倍ズームも可能です。

Z Fold:ゼット・フォールド】
Samsungが開発した折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold」シリーズのこと。

  • 折りたたむとスマホサイズ、開くとタブレットサイズ
  • 大画面マルチタスク、分割画面表示が可能
  • Z Fold5(2023年発売)やZ Fold6(2024年以降)が代表モデル

Z Flip:ゼット・フリップ】
同じくSamsungの折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Flip」シリーズ。

コンパクトに縦折りするタイプ(かつてのガラケーのような形)

  • コンパクトに縦折りするタイプ(かつてのガラケーのような形)
  • カバーディスプレイあり、閉じたまま通知確認・写真撮影が可能
  • Galaxy Z Flip5などが人気モデル

Zeiss:ツァイス】
ドイツの老舗光学メーカー。
スマートフォンのカメラに高性能レンズ・チューニングを提供。Nokia・Sony・Vivoなどで採用されており、スマホ写真の画質向上に貢献しています。

Zero Shutter Lag:ゼロシャッターラグ】
シャッターボタンを押した瞬間に写真が撮れる技術。動く被写体や一瞬のシャッターチャンスを逃さずに撮影可能。
Google Pixelなどのスマホで有名な機能です。

ZRAM:ズィー・ラム】
AndroidなどのモバイルOSで使われる仮想メモリ技術の一つ。RAM不足時にデータを圧縮して保存し、メモリ効率を向上させます。
低〜中スペック端末での安定動作に貢献。

Zero-Day:ゼロデイ】
スマートフォンのセキュリティ分野で使われる用語。OSやアプリに存在する未修正の脆弱性(セキュリティホール)を指します。
これを悪用する攻撃(ゼロデイ攻撃)は非常に危険。OSの定期的なアップデートで防ぐことが大切です。

Z-index:ズィー・インデックス】
WebブラウザやアプリのUIレイアウトに関するCSSの用語で、前後の重なり順を制御します。
Webアプリ、スマホサイト、PWAなどで画面の重なり順を設定するのに使用。

Z世代】
1990年代後半~2010年頃生まれのデジタルネイティブ世代。スマートフォン、SNS、動画アプリなどの利用が自然であり、モバイルカルチャーの中心的存在。
スマホメーカー・アプリ企業はZ世代のニーズを重視して商品設計を行っています。

Zoom Lens:ズームレンズ】
カメラの焦点距離を調整して拡大・縮小を可能にするレンズ。
スマートフォンでは望遠レンズや可変焦点レンズの導入により、光学ズーム範囲の拡大が進んでいます。
例:Periscope Lens(ペリスコープレンズ)で5倍〜10倍の光学ズームが可能に。

【ZUI(ズィーユーアイ】
ZTE(中国のスマホメーカー)が提供するAndroidベースの独自ユーザーインターフェース。見た目・使い勝手・独自機能を提供。
メーカーごとのUI(One UI、MIUI、ColorOSなど)と同様、ZTE独自の機能を搭載しています。

【Zello:ゼロ】
プッシュ・トゥ・トーク(PTT)スタイルの音声メッセージアプリ。スマートフォンをトランシーバーのように使えます。
緊急時・チームコミュニケーション・工事現場などで活用されます。